CUBIC for WEB 比較分析

比較分析とは、CUBIC for WEBで受検した人達の診断結果をもとに、様々な比較や分析ができる機能のことです。

比較分析を使ってできることは、大きく４つあります。

1. 過去の自分と比較する「過去比較」
2. 複数人と比較する「他者比較」
3. 個人とグループを比較する「個別×グループ比較」
4. グループ同士を比較する「グループ×グループ比較」

比較分析では、3種類の診断結果が出力されます。
個人特性分析・性格タイプマトリクス・RD分析です。

この画像は「他者比較」の診断結果です。
4名※の受検者の個人特性を比較しています。

複数名分のCUBIC因子（慎重性・協調性・責任感など）が1枚に集約されるので、簡単に比べることができて大変便利です。

※最大6名まで同時比較が可能です。

「性格タイプマトリクス」は、基本的な性格を五角形の図で表します。

•  努力型 ：落着きがあり、完璧主義で几帳面なタイプ
•  活動型 ：行動的で社交性があり、他者承認欲求が高いタイプ
•  積極型 ：エネルギッシュで負けん気が強く、冒険心があるタイプ
•  自制型 ：慎重で危機察知能力が高く、敏感なタイプ
•  思索型 ：論理的思考を持ち、事実探求型でマイペースなタイプ

個人のタイプや位置がわかるだけでなく、「この人とこの人はすごく離れている」「この二人は同じタイプだから、基本的な性格が似ている」といった関係性もわかります。

「RD分析」は、どのように職務を遂行するか？といった行動やスタンスを4つのゾーンで表します。

•  オープン 　：新しいものを提供したい
  　　　　 　　（立ち上げや新規開拓が得意）
•  フォーカス ：既存のものを進めていきたい
  　　　　　 　（マーケティングや戦略立案が得意）
•  アセプト 　：新しいものを受け入れる
  　　　　　   （浸透し、恒常化させていくことが得意）
•  メンテナンス ：既存のものを守る
  　　　　　    　（規則やルールに則り、安定化させていくことが得意）

採用選考で「応募者の中から誰を採用するか？」といったときは、「他者比較」が使えます。

折れ線グラフで特徴的な因子をチェックしたり、採用するときに特に重要視している因子の数値を簡単に比較することができます。

「新入社員の指導役を誰にするか？」を決めるときは、「他者比較」の性格タイプマトリクスが有効です。

同じタイプや距離が近いなど、新入社員と最も性格が似ている（＝指導役として相性が良い）社員がわかります。

ちなみに、対角は真逆のタイプです。新入社員の指導役としての相性が良いとは言えませんが、お互いの足りない部分を補い合う補完関係が成立します。

「誰をリーダーにするか？」といったときは、「他者比較」のRD分析が参考になります。

どのようなスタンスで職務を遂行していく人物か？がわかるので、目指すチームの方向性などと勘案してリーダーを選抜することができます。

「過去比較」では1名の人物の経年変化を見ることができます。これまでに受検したCUBIC for WEBの結果を比較します。

この画像では、2021年・2022年・2025年と過去に3回受検したときのデータを比較しています。

「過去比較」も「他者比較」と同様に、性格タイプマトリクスとRD分析が出力されます。

このように「過去比較」では、視覚的に自分自身の経年変化がわかるので、自己理解が深まり、今後の行動を考えるきっかけとなります。

たとえば、今いるメンバーに新入社員が加わった場合の人材バランスを見ることができます。

「新入社員Bは既存メンバーと性格タイプが異なるため馴染めない可能性がある」「新入社員Cを配属させる場合は佐々木さんの下につかせよう」などのシミュレーションが可能です。

※最大6名まで同時比較が可能です。

個人とグループを比較することも可能です。

この画像は、「個人×グループ比較」の診断結果です。１人の人物の個人特性とグループの平均特性を見比べることができるので、配属先のシミュレーションとして活用できます。

グループ同士の比較も可能です。

この画像は「グループ×グループ比較」のRD分析です。配置転換をおこなった後の人材バランスがどうなるか？などのシミュレーションに使えます。

比較分析を行うには、適性検査が受検済みであることが大前提です。

性格タイプマトリクスとRD分析を一度も出力していない受検者の場合は、初回のみ600円（税別）が発生しますが、課金は1回きりです。

一度出力した受検者のデータは、その後は追加の課金なく様々なパターンで比較分析に使えます。低価格なうえに気兼ねなく利用できるところが使いやすいポイントです。

※同じ受検者でも複数回受検した場合は、それぞれ別の受検者データとなります。たとえ1回分が出力済みだとしても、未出力のデータについては課金が発生しますので、過去比較をご利用の際はご注意ください。

いかがですか？
多様な使い方ができるCUBIC for WEBの比較分析をぜひご活用ください！

比較分析についてご質問やご不明な点がございましたら、お問合せフォームよりお気軽にお問合せください。
皆さまのご利用を心待ちにしております。